▲妊娠出産
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▼2002.4.15
 今日、妊娠発覚と同時に流産した。悲しいけれどしょうがない。思い起こせば妊娠の兆しはあちこちに見られていたけど、気付かなかったのでしょうがないね。そういや梅干ばっか食べていたなぁ。本当なのね、妊娠するとすっぱいものが欲しくなるのは。結婚して5年、ずっと避妊なんてしたことなかったけどできなかったのに突然できるなんて本当にびっくり。やはり親不知と不妊の関係は大きいのか?私の場合、抜いた訳じゃないけど矯正したせいでか、上の歯の親不知、右も左もにょきにょき生えてきていたので。ま〜、結局ダメだったんだけどね。いつかまたね!私の赤ちゃん!!
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▼2003.8.05
 8月2日の土曜日朝に市販の検査薬で反応を見たらバッチリ妊娠とでたのでお医者様に行くことにした。経産婦の友人知人に産婦人科の情報を聞きまくったけれど、結局「無痛分娩」が売りのSクリニックさんを選択した。良い医者でも遠かったり、お産への選択肢の少ない医者より、Sクリニックさんの方が良い様な気がする。正常妊娠かどうかとても気になっていたけれど、ちゃんと子宮にくっついている良い子ちゃんだった。今回は流産の危険は極めて少ないそう。なにより良かった!5w3d位?
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▼2003.08.20
 お盆前の1週間を絶対安静で過ごした。8/7に出血があった為だ。茶色の血なら医者には行かなかったけれど、鮮血だったので心配になって医者へ駆け込んだ。切迫流産と診断され、1週間の自宅安静と相成った。ダメな時は何したってダメとわかっていたが、何もしないでダメになるのはイヤだった。2日に1度注射を打ち、朝晩クスリを飲み、じっと安静にしていた。食事の用意などはお姑さんに甘えさせてもらった。おかげで8/9には茶色の血になり、8/10からはほとんど出血が無くなった。なんとかなるさと楽天的な性分ではあるが、やはりまた流産するかもしれないという思いはかなりのストレスとなったようで、つわりのように吐き気をもよおす事も多かった。お姑さんなどは6w頃にはすでに悪阻がひどすぎて入院するほどだったとのこと。私はにおいに敏感になる程度でつわりの軽いタイプだろうと感じているが、7w4dの時点での話しなので、この先はもしかしたらもっとつらいのかもしれない。今は16時を過ぎると体力的に限界を感じ始めると同時に、ムカムカと気持ち悪くなってくることが多い。現在ダメなにおいは「にんにく、生のお米、魚」で、無性に食べたいものは「ドリア、ミートスパ、ぜんまいの煮付け」である。
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▼2003.09.16
 9月に入ってから、本格的なつわりが始まった。朝と昼は相変わらずで助かっているが、夕方16時頃から体調は降り坂だ。一度吐くと楽になるが、20分ほどするとムカムカとした吐き気がまたぶり返してくる。大変つらいが、これでもまだ自分はつわりの軽い方なのだろうと思う。相変わらず食べたいものしか食べられないので、食事は不摂生極まりない状態が続き、一人暮らし以来の‘逆剥け’ができた。微熱が続いているため日中ボケーッとすることも多く、皿やらコップやらをよく割ってしまう。
 今回の検診から、お腹の上からの超音波検査になったので、だいたいどの辺に赤ちゃんがいるのかわかった。今日は朝に、ごく少量の茶色の出血があったが、とても少ない量なので心配は無いようだ。4.5cmに成長していて、中でピンコピンコと跳ねていた。これは元気だから跳ね回っているのか、居心地か悪くてモゾモゾ動いているのかは私には判断できないが、ポジティブシンキングで元気が良いということにしておこう。早くつわりを終わらせてねとお腹の子にお願いしているが、果たしていつ終わるのだろうか。今日で11w3d、12〜16週までには治まる人が多いらしいので、長くても後4週間の辛抱である。夫に跳ね回っている様子のビデオを渡したら、とても嬉しそうに2度も見ていた。4.5cmの小さな生き物は、ただ動いているだけで、私達をこんなにも喜ばすことができるのだ。
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▼2003.09.22
 12w2dとなり早くも4ヶ月目に突入し、つわりはようやく終息を迎えつつある。吐き気が無いのは嬉しいが、無いなら無いでちゃんと育っているかが不安になったりもする。とは言え、ムカつきはまだ続いているし、食事も夜は我侭モード全開だ。昨日は太極拳の発表会で、クラブの総勢27名で演舞を行った。なんだか司会進行がセカセカしていて慌しい雰囲気の中での演舞となり、前回同様全く緊張せずに演舞することができた。しかし妊娠による鍛錬不足は目に見えて著しい。柔軟体操は屈む事が苦しいため全くできないし、腹筋を使うと吐き気を催す為重心移動がスムーズにできず、ひざに負担をかけてしまう。長い妊婦生活の間にどこまで功夫が落ちるか末恐ろしい限りだ。夫は本番になってはじめて前後の人と位置を合わせて演舞ができたと満足気だった。
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▼2003.10.01
 つわりは「終わったー!」と喜んだのもつかの間、またぶり返したりするので油断できない。13w4dではまだわかるはずもないので違うとは思うが、もしかして胎動?という妙な動きがある。ペコペコペコペコペコという感じでへその下で何かが蠢いている。腹で金魚を飼っている感じとはよく言ったもので、正に金魚がビチビチ動いている感じだ。妊娠前にはこんな感覚を腹から受けたことはないので、はたしてやはりこれは噂の胎動なのか。しかし確信は無いので、人には「ちっとも感じなーい」とボヤいておくことにする。
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▼2003.10.07
 珍しく待ち時間が短かった。朝10時に行って、11時には検診が終わった。10月に入りまたツワリがぶり返したことを訴えたら、気休めの吐き止めのお薬をくれた。様子を見て今日の16時過ぎに試してみようと思う。今日は混んでいなかった為か、長くチビの様子を見せていただけた。相変わらずグニュグニュと動き回り元気が良いので見ていて楽しい。手足は揃ったが、まだ顔はノッペラボーで、目・鼻・口がはっきりエコーに映るのは20週くらいらしい。今日で14w3dなので、後6週間後のお楽しみだ。昨日の太極拳教室で、ちょうど6w先輩妊婦のTさんのお腹を触らせていただいたが、かなりでっぱっていて重たそうだった。果たして6週間後には私もりっぱな妊婦さんの外見になるのだろうか。私のお腹のでっぱりは、まだそんなに目立ってはいないが、着られる衣服は確実に減っていっている。チビは今、頭の先からおしりまでの長さが8cm、大変順調に大きくなっている様子。
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▼2003.10.10
 たったの3日間で、お腹が一回り大きくなった気がする。そして、胎動らしき動きも日々活発に感じるようになってきた。といってもまだ15wだから、「これが胎動だ!」という確信は持てないが、へその下辺りでグリグリ何かが蠢いているのを胎動だと思い込んで楽しんでいるのだ。チビはとても元気の良い活発なコのようで、へその下がこそばゆいくらいなので、もっと大きくなったら痛いくらいのキックやパンチを喰らわされそうだ。よく動くコは男の子だという話もあるが、お腹が横に広がって大きくなる時は女の子だという説があり、私はこのタイプなので、はたしてどちらだろう。お楽しみはもう一つある。私たち夫婦は全ての血液型が産まれる組合せなので、はたして何型だろう。今の唯一の不安は、胎動が早いと出産も早まるという噂だ。できれば予定日通り、私達両親と同じ牡羊座で産まれてきて欲しいのだが。
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▼2003.10.20
 職場でついに仕事の引継ぎが始まった。一時期、どうしても合わない上司がいた頃は止めたくて仕方がなかったこともあったが、仕事の内容がとても大好きで楽しくやっていたので、本当は止めたくない。とても悲しい気分で引継ぎをしている。でも、これからは一番大事なお腹のチビの為、保育園に通えるまでは専業主婦を頑張るのだ。あまりお腹が大きくなる気配が無いので、ちゃんと育っているのかいつも心配だが、ペンコペンコというお腹の動きを胎動だと信じて、元気だと確信。更につわりもまだ完全に終わったとは言えない状態なので間違いなくチビは元気なのだ。だが、1ヶ月前から比べるとすごく体が楽になり、食事も好き嫌い無く食べられるようになった為、逆剥けが治ってきたことは大変嬉しい。今後は体重管理に気を付けなくてはいけない。
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▼2003.10.28
 自覚症状があっただけに、体重が増え過ぎだとの指摘には苦笑いを返すしかなかった。今まで通りしか食べていないのになんで5kgも増えるんだろう。妊娠期間の体重管理はとても難しそうだ。チビは前回の80gから、120gまで大きくなっていた。今日は、というより今日も、先生はとても疲れた顔をしていたので、なんだかお気の毒に思う。せかせかしていたのであまりチビを見せてもらえなかった。今だにどこが何で手足がどこで何が何なのだかいまいちはっきりわからない状態だ。性別は次回の検診で見てもらえるそうだが、別にどっちでもいいので、急がないと答えておいた。私の性格上、性別を聞いたら人に言いたくて仕方がなくなるので、お舅さんや夫等の、産まれてからのお楽しみにしたい人に隠し通せる自信がないのだ。また、気になっていたオリモノも診てもらった。牛乳を温めた時にできる膜のようなオリモノがでるのだ。チーズのようなポロポロしたオリモノがでる場合はカンジタに罹っている可能性が高いそうだが、このようなオリモノのことをいうのだろうか?と悩んでいたのだ。はたして、想像通りカンジタに感染していた。妊婦はかかり易いそうだ。膣内に白い粉のような薬を散布された。これはとても違和感のある代物で、不快である。
 帰ってから、病院で録画してもらったエコーを夫と二人で見た。病院では気がつかなかったが、はっきりと指をチュッチュしている様子が映っていて感動し、何度も巻き戻して見た。頭の先からお尻まで、たぶんまだ13cm程のチビのくせに、胎内ではすでにお乳を吸う練習が始まっているのだ。どうかこのまま無事に育ってくれますように。
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▼2003.11.06
 昼食に和食会席料理をいただきながらの妊婦講習会に参加してきた。
 この病院の食事は評判が良くて前から楽しみにしていたが、期待通りの美味しさと美しさだった。トマトもわざわざバラになっていたりして見た目が良い!なるほど、女性好みな感じで評判が良いはずよね〜と納得。
 講習は、仕事をしている間にはできそうもない食生活の改善という話題だった。バランス良く食べなくてはいけないことは重々承知しているが、フルタイム勤務の現状では昼食や夕食を作る気力が出ないのだ。来年に入ってからは仕事も辞めることだし、大事な妊娠後期に入っているので、がんばって食事管理をしていこうと思う。それまでのしばらくの間、お腹のチビには、私の分の栄養から骨と肉を作って貰うことを期待したいと思う。
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▼2003.11.09
 午前中は太極拳の5級の試験、午後からは戌の日の安産祈願に行った。ちょうど七五三のお参りの時期と重なっていたこともあり、少し込み合っていた。着物を着たかわいいお子さん方をみていると、心が和む。母と妹も付き添いで来てくれ、やれあのこが可愛いあっちのこもかわいいと、七五三の子供たちを品定めしては、女の子を産んでくれと勝手なことを言っていた。どうやら実家も夫の家もほとんどが女の子希望で、男の子希望は1割というところか。御祓いの間中、チビはウニョウニョと動いていた。一緒に安産祈願を受けた方は、同じ5ヶ月とは思えない大きなお腹で、個人差があるなぁと思った。でも、きっと中のチビの大きさ自体にはお腹ほどの大きさの違いはないのであろう。そう思うと小さい方がお得感がある。また、御祓いを受けた腹帯を早速使っているが、暖かくて漬け心地も悪くないので、苦しくなるまではしばらく着用しようと思う。
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▼2003.11.18
 折り返し地点(20w)を過ぎ、チビはすっかり人間らしく成長していた。画面で動くと同時に腹でも動いたという感覚があって、かなり感動。顔もほとんどわかるまで鮮明に写っていた。
 最初の子は父親に似るという説の通り、夫にそっくりな顔をしているようだ。9割の人の希望を満たすべく、性別は女の子とのこと。よく動く元気な女の子で、健康なことがなにより嬉しい。実のところ、女の子であるという予感はかなり前からあった。というより、排卵日からの計算で、男の子である確率は低いと思っていたのである。後は、産まれてからのお楽しみにしたい人達のために、がんばって秘密にしなければいけないのだが、果たしてたえられるだろうか。夜、夫とともにビデオを見た。自分に似ているのを見ては「女の子」だと言ったり、股間のでっぱり(そんなものは存在しないのだが)らしきものを見ては「男の子」だと言ったりと、人の迷推理を楽しめるので、性別を隠しているのも案外悪くないかもしれない。この楽しみのおかげで、産まれるまで隠しておけそうだ。
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▼2003.11.24
 七尾の美術館まで、世界の絵本原画展を観に連れて行ってもらった。夫のお姉さんと、その友人の3人でいった。電車・バス・お茶代の2,720円のみで、あとの観覧料とお昼ご飯代1,650円をお姉さんにおごっていただいた。最近は原画といってもCGを使ったものが多く、そういう作品はどうしてもプリントになってしまうため、原画らしさがなくて面白味にかける。そのためか、どうしても手描きの作品にばかり目がいってしまった。私はやはり、どうにも月魚ひろこさん系の絵が好きらしく、良いと思った作品には偏りがあった。お姉さん達が良いとか面白いという作品には正直魅力を感じなかったので、そういう個人差が面白かった。しかしながら、絵と文章の魅力は別物で、「絵本」になった時にしっくりくることが一番重要なのである。クェンティン・ブレイクの「10羽のインコどこ行った?」も、絵としてはなんだかスヌーピーとかウォーリーの系列だなぁ、という感想が正直なところだが、内容と実にマッチした絵であったので、絵本としては最高のものだと思った。絵本は侮れない。
 夜には太極拳へ行った。夫はお昼の太極拳にも参加しているので今日一日は太極拳漬けだ。四十八式の続きをやりつつ、扇の三十二式演舞も始めるとのこと。2004年9月の交流会で発表するらしい。頭がパニックになりそうだけど、なんだかワクワクする。お腹のチビは、太極拳を続けることを許してくれるかな?近頃は胎動がハッキリとわかるようになり、モケモケと蠢き回っている様子なので、元気であることがいつでもすぐにわかって嬉しい。このまま、無事に元気に育ちますように。
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▼2003.12.04
 チビは、とってもよく動く日と、ほとんど動かない日と両極端だ。動かない日は大変不安になるが、1日中動いていることもあるので、それもまた不安だ。検診で元気な姿を確認できる日が待ち遠しい。12/6、夫の職場で送別会の予定が入ったため、1日早い明日、結婚記念日を祝うことになった。腕によりをかけて美味しい料理を作るつもりでいたのだが、平日なので残念ながら簡素なお祝いになりそうだ。結婚して丸6年、2つの山を越えてからは本当に仲良くやっている。同居の山と猫の山。3つ目の山はチビになるのかな?
 妊娠による体の変化としては、右の胸に妊娠線、左足首に多少むくみがでてきた。塩分にも食材にも栄養にもかなり気を使っていかなければ、中毒症になりそうなので、昨日の夕食からがんばっている。体重は7kg増で今は落ち着いているが、残り4ヶ月で最悪あと5kgしか肥ってはいけないので、仕事を辞めてからの体重維持管理が決め手になる。気を引き締めてがんばっていこうと思う。
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▼2003.12.09
 月曜夜の太極拳は、四十八式と三十二式の扇、一度に2つの套路を覚えている為、皆テンヤワンヤだ。妊娠によるホルモン変化のせいか(出産の痛みを軽減させるために忘れっぽくなるらしい?)どうにも内容が頭に入ってこない。ほんの一週間前に習ったことなのに、すっかり忘れてしまっていてついていけず。これは夫に特訓してもらわないと、置いて行かれるかもしれない。
 今日の検診は、途中にお産が入ったため、大変待たされた。9時半に行って12時に終わった。座りっぱなしで大変疲れたが、先生や出産された方はもっとお疲れのことと思うので不平は言うまい。相変わらず肥りすぎ注意報発令中なので、観念して全ての指輪を前もって外しておく事にした。この先ムクんで抜けなくなり、バーナーで切断するハメにはなりたくない。チビは相変わらずモゾモゾ動きまくってなんとも言えず可愛い。が、今日の診察中はあまり動かなかった。正面顔のエコー写真をいただいたが、どうみてもガッツ石松にしか見えない。先生は「かわいい顔してるねー」と誉めて下さったので、母たる私が「いや、てゆうかガッツ石松がかわいいっすか?」とは言えないので苦笑いを返しておいた。現在650gで、ちょうどニョンとその兄弟達が捕獲された頃の重さだ。捕獲当時は人間が怖くて怖くてハーフー威嚇しまくりだったニョンも、今ではすっかり夫の腕枕で寝る猫になった。ミナも私の腕枕で寝るが、リンだけは絶対布団の上で1匹丸まって寝ている。やはりデブ(7.8kgの大猫)は体温が高いので布団の中では暑すぎるのだろうか。
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▼2003.12.24
 クリスマスイブであるが、ちっともワクワクした気分になれない。その最大の要因はお酒が飲めないことであろう。アルコールは血液循環によって、お腹のチビまで運ばれてしまうので、頑なに舐める程度で我慢しているのだ。毎年、夫の実家に御呼ばれしてクリスマスパーティーをするが、今年は1日早い昨晩に行った。私の作った天ぷらとお姑さんの作ったカキ鍋、お養姉さんの買ったケーキとざくろワインでひっそりお祝いした。私は飲めないのでペプシで乾杯になった。ケーキはバラバラな種類を人数分という形式がずっと続いていたが、来年からはチビの為にデコレーションケーキにするらしい。私とお養姉さんは「まだわからんがんない(わからないんじゃないの)?再来年位からでいいがんない?」と反対したが、お姑さんたっての希望らしい。「絶対喜ぶから!」というのだ。全く、生まれる前からチビは幸せ者である。
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▼2004.1.9
 1月1日恒例の初詣には、今年はY氏のみ参加でさみしく3人で夜中白山さんまで行った。例年通り、昼過ぎには私の祖父の家へご挨拶に行った。曾孫が産まれる予定であることをとても喜んでくれた。私を抱いて色んなところへ連れて行ってくれたという話を繰り返し繰り返し何度もする辺りに、祖父の年齢を感じて少し悲しくなったが、そうして想い出を語ってくれることはとても有難く、また嬉しい。昨年は「どこそこのだれそれさんが亡くなった、自分ももうすぐだ」という話を繰り返し繰り返ししていたことを思えば、今年はチビのおかげで明るい話題に切り替わったので良い傾向である。
 夫が正月に引いた風邪を見事に移されてしまい、ノドが痛み出した。ちょうど検診の日だったので薬を出していただく。チビは今回も検診時にはぐっすり寝ていて動かなかった。検診30分前にはドコドコ蹴りまくっていたくせに、うまくタイミングが合わず残念に思う。また、下の方ばかりで胎動があるため、気になっていたが、ついに逆子ちゃんの診断が下る。まだ放って置いても良い時期ではあるらしいが、あまりにも下ばかりで胎動があるので、逆子状態が気に入っているのでは無いかと推測。直ってくれーと祈るばかりである。1.11kgにも育っていて、大きくも無く小さくも無く大変順調とのこと。ただ、今回の検診ではチビの位置があまり良くなくて、いつも楽しみにしているカラー4D写真をいただけなかった。
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▼2004.1.21
 まだウエストサイズは1mを超えてはいないのだが、いよいよお腹が重たくなってきた。無意識では寝返りを打つ事ができないらしく、夜中に体が痛くて起きてしまう。昨日の検診では、29w3d現在、チビは1600kgとのこと。相変わらず下ばかりで胎動があるのでまだ逆子が直っていないのかと思っていたが、どうやら顔の前まで足を伸ばしているためらしい。「変なカッコしてますねー。手で足を掴んで伸ばしてますね。」と言われた。先生は覚えてはいないだろうが、実はこのカッコをしているを指摘されたのはこれで3回目だ。よほど気に入っているカッコなのだろう。胎動はご飯を食べた後などに激しくなることが多い。体内血糖値が上昇するためだろうか。出産に備えて、市役所税務署社会保険事務所ハローワークと、もらわなくてはならない書類が多くて頭がパンクしそうだ。1月になってから、からりと快晴という気持ちの良い平日が無く、外出がイヤになってしまい、つい家でウダウダと過ごしてしまう。夫は私とチビを養うために毎日がんばっているのに、申し訳ないとは思うのだが。
 太極拳は相変わらず全く覚えられないので、流石にあせりを感じて、昨日から毎日夫に習うことにした。まずは三十二式扇を練習し、覚えられたら四十八式を教えてもらうことにする。最初の動きからすでに間違っているらしく、夫に鼻で笑われる屈辱を受けつつ練習初日が終了。前途多難である。
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▼2004.1.23
 21日の夜中から22日木曜日にかけて、大寒波が襲ってきた。3年振りの大雪で、正式発表では48cmの積雪を記録したそうであるが、現実的に腰よりも高く積もっている状態なので、48cmは少ないような気がする。夫はいつもより1時間半早い、朝の6時半に家を出発していった。夫の出社後、一眠りさせてもらって9時半から雪かきをしたが、やったそばから道が無くなってしまうような状況なので、やっても無駄だと判断し、雪が止むまで家に引きこもることにした。その後18時半頃には一時的に雪が止んだので、雪かきを再開した。せめて夫の実家までの道を作らねばと無理の無い程度に休み休み雪かきをしていたら、お隣のTさんも出てきて雪かきを始めた。開口一番、「妊婦さんがそんなことしたらダメやがいね」と咎められてしまう。そうして夫の実家に行って夫の両親を呼んできてくれ、結局大半をお舅さんが雪かきしてくださった。ありがたいことである。この日、夫は家に帰ることを諦め職場に泊まった為、夜は私一人で寝ることになった。いつもは夫と寝ているニョンが私の布団に入ってくるわ、リンは布団を挟んでくっついてくるわ、ミナはいつも通り腕枕で寝ているわで、猫3匹を1人で抱えるハメになり、ただでさえ自由に動かない体がますます不自由になり、朝から体中が痛い。しかし、この大雪の中、仕事へ行かねばならない方は大変である。今回は心の底から、ああ、プーでよかったと、思ったのであった。
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▼2004.2.19
 約一ヶ月振りの日記になった。仕事を辞めてからはパソコンへ向かうことが少ないので、どうしても日記も疎かになってしまう。17日の検診で、チビは2,150gになっていて、大変順調とのこと。近頃はチビに酸素を取られているせいか、ほんの少しの運動でハーハーゼーゼーと息を切らせてしまう。太極拳の24式(約5分)も、途中で息切れするため、最後まで流せなくなってしまった。とても疲れやすく、休み休み動かないと、目の前がグニャリと曲がるような感覚に陥ってしまう。いわゆる貧血状態というヤツなのか。無理がきかない状態は、きっと産むまで続くのだろう。また、便秘がひどい。すでに10日もまともに出ていない。チビが大きくなるにつれて腸が圧迫されるから仕方がないとはいえ、スッキリ爽快な気分になれることを夢を見て、毎日トイレでむなしく30分を過ごしている。
 着々と出産準備が整いつつある。お姑さんと一緒にチビの服を買いにデパートへ行ったり、生活創庫へ行ったりしている。いまのところ、チビのモノは全てお姑さんがお金を出して購入した。ありがたいことである。が、出産にかかる入院費用もお姑さんが出費するつもりでいると言って来た。あまりの過保護さにびっくりである。普段はずーずーしくパラサイト状態の嫁であるが、流石にこればっかりは辞退申し上げた。子育てに関しては、金も口も出して下さいと思っているので、本当にありがたいことである。実家は全く対照的で、きっと金も口もださないのだろう。これはこれでありがたい。どんな状況でも、なるようになるであろう。
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▼2004.8.14
 4月3日に無事に出産を終え、その後は初めての育児に追われていたら、ネットどころではなく、半年振りにやっと日記を書くことができる時間ができた。とりあえず順を追って出産について書いていこうと思う。
 陣痛は2日前の4月1日から30分に1回ペースから始まった。「痛み」というよりは恥骨辺りをキューっと押されたような感覚だ。その日はまだ夜もぐっすり眠れる程度だったので、いざという時に慌てない為に、玄関へ入院の用意を置いておいた。2日は、16時ころからいわゆる10分に1回の陣痛になってきた。そこでまずお風呂へ入って身を清め、その後病院へ電話をいれた。夫が残業で少し遅くなったので結局入院は21時半頃。陣痛の波が来ている時はとても痛くて歩けないが、波が去ってしまえば何事もなかったように普通にしていられる。入院はしたものの、結局5分に1度の微弱陣痛が一晩続き、眠れぬまま3日を迎えた。14時頃にLDRに入り、先生の判断で促進剤が点滴され、17時55分に娘が誕生した。陣痛は、とにかく産む直前には痛くて痛くてさすってくれていた実母の手を払いのけ、ベットの柵をにぎってガンガン揺らしながら呼吸を整え乗り切ったように記憶している。かなりの醜態をさらしたが、それでも我慢強い方だと褒められた。
 カンガルー抱っこを実践している病院だったので、産声をあげてすぐ、血まみれのまま娘は私の胸にやってきた。あー、これが入ってたのかと感慨深く思う。
 LDRの外では産声をきいて夫がホロリと泣いていたらしい。私の実家側は、夫家が全員ホロホロ泣くので、せっかくの感動が冷めたと笑っていた。
 しわくちゃで頼りない赤ちゃんのお世話の日々がぎこちなくスタートし、耳は私似だとか目は旦那似だとかワイワイ言いながら、あっという間に4ヶ月が過ぎた。すでに寝返りの片道切符を手に入れた娘は、ますます目が離せない。心配していた猫との共存も、猫が娘を怖がって近付かないので杞憂に過ぎなかった。親ばかで、娘がかわいくてしょうがない。この日記もこれからは娘のことばかり書いてしまうのだろう。  

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