▼99.05.25
3月末のことである。その日ダンナは残業で遅く、家には私とお姑さん、お舅さんの3人だけであった。私は仕事から帰るとすぐに台所に立ち、すでに夕ご飯を作り始めていたお姑さんと2人、世間話などしつつ、支度にいそしんでいた。その時、不意に「週末は何をするのか?」という話が私に振られた。週末は友人家に泊まりに行く約束をしていたので、申し訳なさげにそれを伝えると、途端に場に不穏な空気が漂った。昔の考え方的に、「嫁」と言う立場の人間が家を離れ友人の家に泊まりに行くということが常識外れということぐらい、ちょっとはわかっていたので、その場の空気を変えようと必死に言い訳なぞをしてみた。
「この間遊びに来た子なんですけど、あのこの家族、沖縄に旅行に行くらしくって、1人でさみしいっていうんでぇ〜。」
お姑さんは無言である。さらに必死で取り繕ってみた。
「せっかくだから二人で遊ぼうと思ってぇ〜」
ここで、なぜかお姑さんの包丁さばきがだんだん荒荒しくなっていることにフと気づく。…身の危険を感じたのでそこで言い訳はやめて、静かに支度に精を出すことにした。やはり、嫁が外に泊まりに行くのはそんなにも腹立たしいコトなのであろうか?ポツリとお姑さんが言った一言。
「そんなんやから家族と仲良くなれんのや。」
不思議な一言である。更に続けて
「実家のお母さんに言っておかなきゃいかんね。」
ときた。思わず私も声を荒げて反論である。
「はぁ?何を言うことあるんですか?!」
まさに売り言葉に買い言葉。つーか、マジで何をうちのおかんに言わなくてはいけないのかがわかりかねますが?
おそらく、週末に私達をどこかに誘ってくれるつもりだったのに、嫁が一人で友人と遊びに行くと聞いてカンに触ったのだろう。しかし、ケンカ売られたら私も買いますよ、そりゃ。ブチ切れて、やること放って自室にこもるという中学生並みの反撃くらわしました。あ〜…結婚して1年半も経つのに、前途多難だな、こりゃ。
---------------------------------------
▼99.6.3
この飽食の世の中、誰にでも嫌いな食べ物の一つや二つ、あることかと思う。私は何を隠そう非常に好き嫌いがが激しい。例にあげるとキリが無いが、主にわさび・からし・マスタード等の鼻にツンとくる系と、生魚・セロリ・春菊等の匂いのキツイ系がダメである。どのくらいダメかというと、鼻ツン系は泣くし、匂いクサ系は吐く。
嫁に行った先は、なんと魚屋。詳しく言うと、魚屋と八百屋に毛がはえた超極小村スーパー。当然夕食には売れ残りのさしみのオンパレードである。たぶん好きな人には堪らない環境かと思う。だが私にとっては生臭地獄。さ、魚臭い。吐く。マジ。当然さしみなぞにはひとつも箸をつけないアタクシに、舅さんが聞く。
「なんや、食べんのか?」
恐る恐る、しかしバカ正直に答える私。
「…嫌いなんです…。」
この本音を言ってしまったがために食卓は嵐の形相に変わっていくのである。格好の責める材料を見つけたとばかりにお姑さんも加わり、バトル開始である。
「変なの。こんなに美味しいのに」
「残すなんて、失礼や」
うるさい!しるか!美味しい不味いと感じるのは人それぞれの感覚であって、他人に自分の味覚を押しつけんな!!等の本音はヒタ隠し、しかし強気で答える私。
「だってぇー、美味しいと思えないし〜。美味しかったら食べますよー。」
すかさずお姑さんから反撃を食らう。
「今ちゃんと食べれるようにしないと、お呼ばれした時どうするの?!」
そんな苦行を強いられるお呼ばれなんか一生行かねーよ等という本音は押し殺し、
「そんなー。なんとかなりますってー。食べなきゃそんなもんですよー。」
と、あくまで軽く、現代っコを装ってみた。想像通り、呆れ顔をされる。流石にやばそげな気配にうちのダンナが割って入ってくれたのでココで一旦バトルは終了となる。が、これで終わる訳が無い。食事の間中、お舅さんはぶつくさ。お姑さんはぶちぶち。相手にするのが邪魔臭かったので無視ぶっこきましたけど。
つーか、吐いたり泣いたりしてまで食べるほうが間違ってると思うのだが、いかがなもんか。
---------------------------------------
▼99.6.10
今回は好きな食べ物の話である。嫌いな食い物があると同時に、好きで好きで堪らない食い物というものも存在する。私の場合は「マヨネーズ」である。流石に直に食べるほでは無いが、サラダにべっとりマヨ、じゃがいもにべっとりマヨ、ワカメにべっとりマヨ。堪らない。こんなにうまいものが世の中にあってイイのかと思う。後、私的には、マヨは赤キャップの普通のが美味いと思われる。白キャップのカロリーハーフタイプは美味いと思わないし、黄キャップのからしマヨネーズはからし嫌いの私は当然食えない。
嫁に入った家はドレッシング派であった。嫌いじゃないけど、マヨ大好きっ娘としては何かモノ足りない。そこで自分で買ってきて、常備することにした。これで大丈夫!これから毎日味わえるウマウマなあの味!そんな幸せな妄想をしつつ、サラダにマヨをかける。
「まだかけるの?!」
突然のこの声に、マヨをかける手を止めてお姑さんを見る。なんともいやそうな顔をしている。
「え?何がですか?」
妄想にふけっていた私は一瞬何のことかわからずに聞き返す。
「マヨネーズ!そのくらいにしといたら?!」
サラダはマヨに隠されて、3分の1ほどしか見えなくなっていた。つーか、自分的にこの位がベストであって、一番味のバランスが取れて美味しいと思う。なので、ボケボケと妄想覚めやらぬ状態で答えた。
「いやー、なんか久々に食べるんでうれしくてつい。」
「太るよ!」
「いやー。まぁ、そうでしょうけど、好きなんで。」
好きなモノを食べる幸せな瞬間に水をさされ、少しムッとして答えてしまったかもしれない。ここから、マヨネーズバトル開始である。
「そんなんじゃサラダ食べてるのかマヨネース食べてるのか分からんでしょ。」
「いいんです。別に。この位が美味しいんです!」
つーか、放っといてください。嫁に来てからあなた方の味覚に合わせ続けてるんです。たまには好きなものを好きなように食わせてください。
危うく本音を言いそうになった時、またしてもダンナが止めに入る。
「好きなように食べさせてやれよ。」
この一言でバトルは無事終結。と思いきや、去り際にお姑さん、
「じゃあ、今度、ハーフのやつ、買っといてあげる。そんなかけるんやったら、ハーフにしとかないと太るしね!」
…すっげぇ、気を使っていただいてありがたいんですけど〜〜〜…。頼みますから、放っておいて欲しい。マジで。
翌日、冷蔵庫にはしっかりハーフが入っていた。今、美味くないハーフをかけて、泣く泣くサラダを食っている。地獄な毎日。
---------------------------------------
▼99.6.11
後日談。マヨネーズのキャップを赤から白にすり替え、ハーフマヨのフリした普通のマヨを堪能するという小細工を教えていただき、めでたくマヨ天国です。
---------------------------------------
▼99.6.15
私はなんだかんだ言ってお姑さんもお舅さんも好きである。ものすごく気を使って下さるし、どちらかというと変な干渉もあまりしない方だと思う。ただ、自分自身がうまくこの2人に対応できないことが腹立たしいだけなのだ。自分の気持ちをうまく伝える手段が、まだ見つかっていない。自分の親や友達なら、ちょっとしたことの文句の一つ二つ遠慮無くいえるし、またそれをしたからといって心に何のワダカマりも残らない。でも、ダンナの親の時は…?…この日記は、そんな心の葛藤を自分自身が整理する為に綴っているのです。
---------------------------------------
▼99.6.19
今後の長男の嫁的体験を語る上で忘れてはならない存在がある。うちのダンナのお姉様である。世間的には小姑とでも言うのだろうか。お義姉さんは非常にいろいろな「女としての嗜み」を身につけていらっしゃる、お嬢様系な方である。具体的に言うと、お茶・生花・語学(主に伊語)そして着物である。なんと優雅な習い事であろうか。私などは聞いただけで何だか足がしびれてしまう。
お姑さんも民謡と踊りいう習い事をしている。週に1度、いそいそと出掛ける。最近は発表会が近いとかで、毎日のようにテープに合わせて練習していて、こっちとしては聞きたくもない民謡を毎日聴かせられてうんざりな反面、なんとなく充実したその表情をみてうらやましくもある。
さて、私はといえば趣味は読書(主に推理モノと漫画)にゲームにパソコン。ダルいことは嫌いなのでスポーツもしないし、自ら何かを習おうなんてアグレッシブな感性は全く持ち合わせていない、ダメダメ人間である。
嫁に入る少し前の話である。お互いがお互いの腹をさぐっている、いやらしい時期である。趣味は?などという、当り障りがなく、それでいて相手を判断するにおいてもっとも手っ取り早い質問が出る、そんな時期である。
直球勝負しかできないバカな私は、またしても素直にこの質問に答えてしまった。苦虫をつぶしたような顔をされた。お姑さんの中でゲームとパソコンが「趣味」という属性に当てはまらなかったことは容易に想像できた。今考えると、この時点で私というヨメは彼女の中で「ダメ」のレッテルを貼られていたとも考えられる。
この時から、何かにつけ
「こはるちゃんも、何かイイ趣味持ったら?」
「生花なんて、どう?毎日暇じゃない?何もしてなかったら」
と言ってくるようになった。うんざりである。つーかやりたいことだらけで時間が足りないっちゅーのに!この上やりたくもない習い事に時間を取られる訳には!!彼女としては、私にどこにだしても恥ずかしくない嫁になって欲しいのであろう。自分が育てた娘のように。確かにお義姉さんは素晴らしいと思う。ものすごくやさしい方だし、思いやりもあるし、そして教養豊かである。それぞれの習い事のレベルも高い。お義姉さんと同じとまではいかなくても、それに近い教養を求める気持ちはわからなくもない。お義姉さんと比べられるのは、ある意味当然なのかもしれない。
だけど!あえて言っておこうと思う。趣味っていうのは!趣味っていうのは!好きなことをしていて初めて趣味っていうんじゃ〜!! …結論。ワタクシ、パソコンでイイです、趣味。楽しいし。役に立つし。就職できたし。
---------------------------------------
▼99.6.30
「おばはん」と呼ばれる人々達のファッションセンスは、現代の主流になっているファッションからは著しくかけ離れている。もちろん、若者と同じ服装…現在流行っているファッションといえば季節柄ワンピースだったりとかTシャツの重ね着だったりする訳だが、おばはんがそんなもの着ていたら逆に気持ち悪いが。
おばはんは、変な柄のツーピースなどをおしゃれ着としている。例えばペイズリー柄だとか、水玉だとか、花柄だったりする訳だが、これらが生地全てにプリントされている
ツーピースを着ているのである。当然上下ともに、柄は同じである。私などには理解不能なセンスである。まずクドイ。せめて上着くらいは柄無しであれば、まだマシなのだが。街で見かけるおばはんの約7割が、こういう出で立ちなのである。そして、我がお姑さんも割とこの部類に属する。
私はといえば、基本的にどこに行くにもTシャツジーパン。自分で言うのもちょっとアレだが、カジュアル系である。そういうと少し聞こえがイイが、ようは服装に結構無頓着ということでもある。
お姑さんは、非常に世間体を気にする人である。一般的に、世間体とは「世間に対する対面や外聞」のことを指す。ようは外面のことである。嫁がいつも似たような格好ばかりしていると、世間に「あそこの家、お金なくてお洋服買えないのかしら。やだわー。」とでも言われると思ったのか、
「こはるちゃんたら、いつも同じ服ばっかり着てないで、たまにはおしゃれしたら?」
などとのたまう様になった。そこで、じゃあたまにはスカートでも着てみよう、と思い、ちょっとスリットなんか入ってるかっちょいいとっておきのを引っ張り出して着てみた。上はほんの少し胸元が開いたベージュのサマーセーターである。私的にはバッチリおっしゃれーなつもりだったのだが、玄関から見送る彼女の冷たい視線が少し気になった。それにしても、やはりおしゃれをするのは気持ちがヨイ。心なしか背筋もいつもより伸びてるし、歩き方にまで違いがでるように思う。たまにはお姑さんのいうことを聞くのも悪くないな、などと見なおしてみたりもした。
気持ち良く外出先から帰った私を、お姑さんが呼んだ。彼女は、私に紙袋を手渡した。
「なんか、こはるちゃん、あんまり服持ってないみたいだから…。」
そういって、くれた紙袋の中身は、ツーピースのお洋服でした。花柄で、しかも茶色の。ああ、その時の私は、ちゃんとうまく笑えていたのだろうか。引きつらずに「ありがとう」と言えていただろうか。つーか!洋服を持ってない訳ないじゃんか!ただ私が女のコ女のコした服が嫌いなだけで!しかし、きっと彼女には、柄が入ってない服は全部同じに見えるのだろう。さーて、やっぱりこの服、1回くらいは着てる所を見せなくてはいけないのだろうか…。
---------------------------------------
▼99.7.13
当家の姑及び舅そして小姑までもが「子供はまだか?」と、よく言う。一昔前であれば、私のような嫁は非常に肩身の狭い思いをしていたのだろう。もう70歳に手が届きそうな舅には申し訳無いが、ハッキリ言って30歳前に産む気は無い。むしろできなくても良い。先日TVを見ていたら、世間でもこういう嫁が増えているというニュースをやっていた。なんでも、ん年前と比べて12%もこういう嫁が増えたそうだ。理由はいろいろあるようだが、やはり自分の時間が取られるというのが圧倒的に多いらしい。昔と比べて娯楽が溢れかえっている時代において、もはや種の存続という本能は消えかかっているのだろうか。これは現代の女性が大人になり切っていない証拠なんだそうだ。「自分」が一番であるため、自分がやりたいこと以外に時間を取られるのがイヤだということらしい。また、自分の子供を折檻死させる母親も増えているとか。やり場のないストレスは、常に自分より下の、弱い人間に対して吐き出されてしまう。
ストレスというのは、自分勝手にやりたいことをやっている人間にはあまり溜まらないようだ。うちのお姑さんがヨイ例かと思う。こんなエピソードがある。
ある日、お姑さんはイヌ(シェットランドシープドッグのペル)を散歩させていた。お姑さんはさっさと終わらせて帰りたかったが、イヌはもっと散歩がしたくてなかなか家に帰ろうとしなかった。さて、そこでお姑さんがとった行動とは?…なんと、イヌをそのまま放ったらかして、自分一人家に帰ったのだそうだ。なんと豪気な人であろうか。痛快ですらある。
単に駄々をこねて子供を産まないと言っているわけでは決して無い。産んだ時の責任について承知しているからこそ、その大きな責任に対して逃げ腰になっているんだと自分なりに解釈する。その責任が重圧となりストレスが溜まり、折檻死にまで発展するご時世に、お姑さんのような放任主義というかストレスが溜まらない生き方は見習うべきなのか。いや、これは相手(この場合は犬)を信頼しているが故にできる行動なのか。
ごちゃごちゃ言い訳してみたが、私のようにもっと本能的に、産む時の痛さが怖くて産みたくないと思っている大人になり切っていなくて、駄々をこねてるだけのバカ嫁も中には大勢いるんだろう。産まれてこのかた手術未経験の私には、股をチョッキンと切るなんて信じられません!
---------------------------------------
▼99.7.15
最近、嫁姑バトルが無い。大変に結構なことではあるが、一体何故だろうか?思うに、自分自身のモノの捕らえ方がかなり前向きになった為と推測する。受け答えがスマートになったというか。
今日、朝寝坊してしまって、お弁当を作ることができなかった。寝坊するたびに、いやみったらしく「あらぁー、だらしないねぇー」等と言われたりしていたんであるが、もちろん今日も言われた。今までだと理不尽にも「うるせぇ!てめえが食うための弁当が作れなかった訳じゃねーだろ!買えば済むだろ、くそ!」等と憤慨していた私であるが、なんと今日はスマートであったことか。
「いやー、もう、なんか、夢で一生懸命お弁当作ってましたよー。」
場が、こう、パァァァーと、和やかになったってもんだ。こうやって、日々精進を重ねていくんだね、嫁って。というか、今までの自分の人格に問題があるような気もするけれど、そんなことは忘れよう。
---------------------------------------
▼99.7.17
明日からお姑さん及びお舅さんが旅行に行く。日月火と3日間居なくなるのだ。ということは私の3日間天下!バンザーイ!
---------------------------------------
▼99.7.20
たった3日間の天下でありましたが、非常に満喫致しました。鬼の居ぬ間に洗濯とはよく言ったモンで、さぁ、洗濯するぞ!と思っても、普段は洗濯機がお姑さんに先に使われているなんてことはザラです。しかも、3時間経ったから、そろそろ洗濯機空いたかな〜と思って見に行くと、そこにはほぼ必ずしわしわになった洗濯物が、干されもせずに中に残ったままです。つーことで、特にその事実を本人達に告げることなく自分の洗濯は諦め、スゴスゴ部屋に戻るという日々が続いていましたが、まさに鬼の居ぬ間の洗濯!一週間分ガッツリ洗ったよ、バンザイ!…それにしても、本当に性格悪いな、私…。
---------------------------------------
▼99.7.22
同居は、私が文句を一つも言わないメイドロボットさんになれば、万事うまくいくような気がする。
---------------------------------------
▼99.7.30
私には妹が2人いる。どちらとも歳が離れているせいか、とにかく可愛くてしょうがない。姉バカと言われても可愛いものは可愛い。たまに小憎らしいところがまた可愛い。「お姉ちゃ〜ん」等と頼られた日には、精一杯「姉」らしく、それを受け止める。とにかく、うちの妹どもは、世界一可愛い。
私はよく、妹に愚痴る。主に「ねぇ、離婚して家に戻ってもいい?」等と言う、非常にヨワヨワな発言をする。たまには私も、そのくらい同居生活から逃げ出したくなる訳だが、絶対夫には言わない。後々がやっかいなことになる上に、ヨワヨワ発言を本気にされてもウザいからだ。そんな本気とも冗談ともつかない弱気な姉を、妹達は、それはそれは優しく励ましてくれる。最近の一番嬉しかった慰めの言葉がコチラ。
「お姉ちゃん、ムカついた時は、心の中で『ガッペムカツク』って、言うといいよ。」
……本当だ!みるみる心の中が江頭2:50でいっぱいに!ムカつきはどこかへ消えて、ぐるぐると江頭が!あのテーマに乗って!!ベビベビと!うわー!ありがとう!妹よ!
…ダメな姉妹…。
---------------------------------------
▼99.8.5
またマヨネーズについてウダウダ言われた。普通マヨの方が美味しいと本音をぶつけたら、
「嫁に入ったらその家の味を覚えなイカン!」
等と舅に超封建的、時代錯誤な暴言を吐かれた。あー!うるせぇうるせぇ!何でマヨぐらいでそんなこと言われないかんのじゃ。つーかお舅さん呑み過ぎです。だからハーフマヨを自分家の味などという大きな勘違いをするのです。ウザかったけど、「そうですね、そうします。」と大人になってみました。トンがってもいいことないからね。
---------------------------------------
▼99.8.15
昼間、何気にTVを付けたら「嫁姑」が集まってバトルを繰り広げるという番組をやっていた。双方が共に、自分の意見の押し付け合いをしていた。野暮用の為全部見れなかったのだけど、何だか見ていて胸糞が悪くなったので、見られなくてよかったのだろう。自分自身がちっぽけな人間になってしまう前に、もう、嫁姑のテーマで日記を書くことは止めようと思う。結局、埋める事の出来るわけがない隙間なのだ。だけど、根本的に私はお姑さんが好きであるし、見ていて飽きない面白い人だから、それでイイと思う。この番組にでていたばばぁどもと比べたら、ジェネレーションギャップへの理解力も衰えていない。ささいなことに対する反発は押さえることなどできないだろうが、逆に言えば押さえるからこそストレスが溜まるのだ。自分らしく行こう。
---------------------------------------
▼99.10.17
私は機械音痴です。ビデオはおろか、テレビのリコモンすらまともに操作できません。というより、自分にとって特に必要と感じない為、覚える気が全く無いから操作できないのですが。まぁ、こうやってパソコンは操作できているので、根っからの機械音痴という訳ではなさそうですし、私にとってはビデオもテレビも、夫というリコモンによって動く機械ですので、ある意味操作できているのでノープロブレムと言えます。しかし、世の中には真性の機械音痴もいるんです。誰かっつーと、うちの姑です。
我が家に日本語版ファービーがやってきました。何でもお姑さんが、近所のおばちゃま方と一緒になっていそいそ玩具やへ行って買ってきたそうな。
「これ今、すごく流行ってるんやろ?がんばって買ってきたの!これ!ファービー!」
小鼻おっぴろげて自慢しているお姑さんを見て、どうせすぐ飽きるくせに、つーか、かなりブームに乗り遅れてる?などと心の中で毒づきつつ、
「へー、これがファービーですかぁー、うわー、日本語版ですねー。」
と大げさに驚いて見せる優しい嫁の私。横からダンナが顔を覗かせ、お姑さんに問います。
「これもう電池いれてある?動いてんの?」
「うん、入れてある。でも、動かないんよ。何でやろ?」
動かないファービー。どうせ機械音痴のお姑さんのこと、どこかに「ON」のスイッチがあるのにそれを入れてないとかそんなこったろう?なんといっても、この人はカセットデッキ等でも、全てのボタンに、「録音」「再生」などの操作説明を書いたシールを貼らなくては使いこなせないのだから。夫もそう思ったのかファービーのあちこちを点検しスイッチをさがしますが、スイッチの類はないとのこと。まさかもう壊したのか?実績のある人が触った後だけに、場がざわめきます。
「あ、コレや!」
夫が原因を発見しました!電池4本入れなきゃいけないのに、2本しか入ってない!!…さすがだよお姑さん、想像の斜め上いってるね…。
こうして動き出したファービー人形。お姑さんは今のところ楽しくファービーと戯れています。今んとこ、ね。
---------------------------------------
▼2004.11.16
夫の父母の存在は大変にありがたいと同時に、時にありがた迷惑を感じて息の詰まる思いも多々ある。またしても大量に娘の服を買ってくれた。大変ありがたいのだが、当然お姑さんの好みしか反映されていない服なので、私的には面白くない。同じような白い上着ばかりが増えていくのだ。買っていただいて文句を言うわけにはいかないので、買ってもらう前に注文をつけるように心がけているのだが、今のところその注文を気にしていただけたことはない。あまりに沢山の服があり自分達で買う必要がない位なので、自分達のお金で「私好みの娘の服」を買うのがもったいないと感じる。大変なジレンマである。
---------------------------------------
▼2006.8.17
うちの娘は、相手によって態度がかなり違う。舅や夫、夫の姉には大好きオーラを撒き散らしながら擦り寄って行く。外出先からこれらの人物が帰ってくると
「きゃー☆お帰りっ!!」
と、飛び跳ねながら抱きついていくので、みんなメロメロだ。私に対しては、傍にいるのが当たり前!というちょっと偉そうな態度をとる。
「おかーさん、ちょっとおいで!あっち行って遊ぼ!」
ヘイヘイと返事をし、娘の言いなりで一緒に遊ぶせいか、ちょっと舐められているかもしれない(−−;毎日一緒にいる家族の中で、なぜだか姑にだけ、態度が超悪い我が娘…。姑が娘に抱っこしてあげるといって手を差し出したりした時など、
「あっち行って!ヽ(`Д´)ノ」
と、手を払いのけたりしたことは、1度や2度のことでは無い。ほぼ毎回だ。決して本気で嫌っている訳では無さそうなんだけれど、姑に気分悪く思われて当然だよね。
「こはるちゃん、(こう言う様に)教えてない?」
なーんてイヤミ言われちゃったよ(TT 決して教えてないよ(TTちょっと押し付けがましい所があるけれど良い姑だといつも感謝こそすれ、悪口なんてここ5年ほど言ったことないよヽ(`Д´)ノ(5年前については時効ということでひとつ)なんで、こんなこと言うようになっちゃったのかな…(−−;とりあえず、「あっち行って!」という言葉を、なんとか言わないように教えるのって…なんて教えたらいいんかな。私はせめて「あっち行ってください」って言うんだよと教えていたら、いや、それじゃ問題解決にはならんだろうとだめだしくらっちゃった(^^;ソラソーダ